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●10期生より
私は大学生当時、法律の勉強はしていたものの政治学科に所属していたこともあって、ゼミ選びは一から情報を得なければならず、とても苦労しました。そんな私が三木ゼミを選んだのは、2学年上の法律学科の先輩から「ただ黙って教授の話を聞く講義の延長のようなものではなくて、明確な答えのない法律問題等について、学生と教授が双方向で熱い議論をするようなゼミを選んだ方がいい。三木先生のゼミをお勧めするよ」と推薦を受けたのがきっかけでした。
私には学生の時から弁護士として自分の母国である韓国に関わる仕事をしたいという目標があったのですが、三木先生は私がゼミに入った当初から一学生に過ぎない私の目標に真摯に向き合ってくださりました。ロースクール進学を悩んでいたときには「君の目標を叶えるためには、単純に試験勉強をするだけでは勿体ない。ロースクールに進学すれば、実務に出た後も出会えないような人たちと出会うことができる。」と後押しをしてくださり、ロースクール進学後には、私のためになればと、講義外で韓国の教授を紹介してくださりました。
弁護士となった後も、三木先生は私を日弁連による韓国立法調査のメンバーとして、先生の韓国訪問に同行させてくださりました。
幸せなことに私は今弁護士として毎月日韓を往復する生活を続けているのですが、それも全て三木先生という最高の恩師に巡り会えたからこそだと思っています。
(2004年卒業・弁護士)
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